情報システムってどんな仕事なんだろうか、会社のパソコンの管理やシステムの運用で大変そうだけどやっぱりITの知識が必要なのかなと考えがちですが、実はそうでもないです。
ただし本社などの情報システムは難易度高いです。セントラルで支社をコントロールしたり経理や総務などの他部署と連携したりそれなりに専門知識も必要です。
そこで、どうしても情報システムで働きたい人は地方の会社の情報システムはお勧めです。私も情報システム所属で勤務経験がありますが不安だったことは全て解消されましたよ。
その理由を説明します。そしてこの記事を読んだ後は求人があれば早めに応募した方が良いですよ。
情報システムへの転職
地方支店の情報システムが狙い
私もそんなに知識がない状況で情報システム担当で転職の経験があります。地方だとなぜ狙いなのか説明していきます。
- 専門知識者がいない
- 本社からの出向者は地方勤務を嫌がる
- 少しの知識で十分活躍出来る
・専門知識者がいない
地方にまで専門知識を有してる人はそうそういません。よって先任者をおかずにITに詳しい人が片手間に担当をしている会社が多いです。
それで会社が回れば良いのですが、昨今のリモートワーク設備やIT活用の拡大に伴いそうも言ってられない企業が多いです。ほとんどの企業が本社や他支店などのIT担当者が面倒見てますが、求人情報をみるとしれっと募集があります。
地方は必要最小限の人員で構成されているところがほとんどです、こじんまりとした事務所で少人数のところが多いです。一番多いのは営業マンです。営業さんは地方と言えどもお客さんのそばにいないといけないですからね。
今までの情報システムでしたら、リモートからなんとか仕事もできてたのですが最近は行かないとどうにもならない事が多くなりました。理由はリモートワークのサポートだったり、事務所賃貸の高い都心部から地方支店への異動が多くなったり様々な理由があります。
そこで求人募集をかけます。人は増えるがIT人材がいない、どうしよう困ったといったところです。この状況はなかなか訪れることはありません。このチャンスを逃さない方が良いです。なぜなら求人募集で良い人がいなかったらSESへ切り替えます。
SES(システムエンジニアリングサービス)とはシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約で、派遣会社からの労働者派遣が多いです。
地方に限らずSESをメインとする事業展開をしている会社は多数あります。よって候補者はあふれる程いる訳です。そこへまずは中途社員を募集してみようと考えている企業の中途採用の募集があれば、すぐにでも応募する方が良いです。なぜなら一度SESへ使うとその費用の安さや使い勝手の良さから中途採用募集をしなくなりがちです。
本社からの出向者は地方勤務を嫌がる
本社の情報システムの人達は地方へいく事を嫌います、強制的に行かせようとしても元々スキルが高い為、退職して違う会社に行かれてしまうのを恐れて会社側もそう強くは言えません。
わからなくはないですよね、よほど地元が対象の支店ではない限り都心での便利な生活を手放す理由はないですよね。私は地方勤務で良かったなと思いますが友人は今も変わらず都心での生活です、これは人生の価値観の違いですから強制されることは誰だって嫌がります。
私が勤務していたころ、3年目の社員が必ず地方勤務を命じられる変なしきたりがありました。目的は地方支店の仕事を通じて人との繋がりを作ること、地方だと人も少ない為いろんな仕事を嫌でも経験できること、そんな理由でした。
しかしこの地方勤務は危険も潜んでました、それは地方に慣れずに退職する社員が少なからずいたことです。そんな社員は本社へ戻されるのですが何故かダメならくいんを押されたかのように、ふびんに扱われてそれが嫌でやめる人が多かったです。
そんな経験をしている社員が、今度あの地方に情報システムの人材が必要だから行ってくれと言われても、ちょっと考えますよね。せっかく戻っていたのにまた行くのであれば退職します、という気持ちもわかります。
少しの知識で十分活躍出来る
先ほどの状況から地方支店や地方の子会社では、情報システム人材の中途社員募集をかけます。
では何故、少しの知識でも大丈夫なのか?それは先ほど地方勤務をしたくない社員たちの熱い支援がつきます。なぜなら中途社員がダメだったら自分が地方に行かないといけないかも知れません、それば絶対避けたいところです。
そうなると、なんでも優しく教えますし詳しく丁寧に教えてくれます。心の中ではこの中途社員がいてくれてホント助かるあんなとこ絶対行きたくないからなんでも丁寧に教えるよ、といった感じです。
こうなると自分の成長も早いです、なんせ本社からの手厚いサポートを受けながら知識も増えていきます。更に本社の人と何やら訳の分からないやり取りしているからと、周りの社員も何も言えない状況になります。
どちらかといえば、全てにまんべんなく対応出来る人が望まれます、なぜならその件はいくら言っても通じない人よりも少しだけでも知っていれば後はなんとかしてくれます。具体的にはネットワーク機器にログイン出来れば後は本社から操作するなんてことはざらにあります。
よって人柄を気にする企業が多いです、きちんと指示にしたがってくれるかな、話しやすいかな、と言って点です。理由は分かりますよね、指示に対して言うこと聞かなかったり話もしにくかったりしたら意味がなくなります。単なる知識の少ない人になってしまいます。
ここの望まれるのがヒューマンスキルの高い人です、カスタマーエンジニア出身の人などこの条件にぴったりとハマります、なぜならいつもお客さんへ嫌なこと言われても顔に出さずに、自分が壊した訳ではない機器修理をして最後には頭を下げて帰社します。
普通に考えて変ですよね、確かに保守料金は発生してますがそこまでペコペコする必要はないと思いますが、そこいらの普通の会社員よりも間違いなくその精神力は高いはずです。そしてコンピュータの知識もそこそこあります。
とにかく転職情報をチェックする
実は私は以前から情報システムで働きたいと考えて実際働きました。今ではその経験がベンチャー企業で役に立っております。当時私はとにかく転職情報をチェックしまくってました。
製造業から金融業、出版やマスコミなどあらゆる業界に情報システムは存在します、しかしながら中々案件は出てきません。なぜなら先ほど言ったSESを使う企業が多くなってるからです。
よってマメにチェックすることをお勧めします。私が使った転職サイトと転職エージェントサイトです。登録は無料となってますからまだ登録してない人がいたら登録してチェックしてください。中々ないチャンスを掴むにはまずは登録です。
あれば応募するこれも基本です、難しいかと考えているとライバルに先を越されます。早めに行動がポイントですよ。
まずはdoda、転職サイトですが私は転職市場の状況把握によくチェックしてました。もちろんその中に情報システム募集のある企業は要チェックしてました、中には勤務地は地方支店の可能性ありなどコメントがある企業は速攻で応募してました。とにかく多くの企業案件がありますので、まだ登録されていない方は是非。
リクルートエージェントです、転職エージェントってどんなサービスなんだろうと思って最初に登録したサイトです。転職エージェントさんと一緒に転職活動するのですが数ある転職エージェントサービスの判断基準としてリクルートエージェントさんを使ってました。今ではいろんな転職エージェントサービスがありますが企業数は圧倒的に多く、また転職エージェントさんの質も感じ良かったです。
もしもあなたが20代後半や30代・40代であればビズリーチを使うことをお勧めします。地方支店や地方の子会社といっても管理面を求める企業も多くございます。その場合ビスリーチの転職エージェントさんは高い給与交渉にたけております。
良かったら参考にしてください。